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渋谷パルコ劇場で行わている舞台「母に欲す」を観てきました。

あらすじは、こんな感じ。
公演日程::2014年7月10日 (木) ~2014年7月29日 (火)
作・演出:三浦大輔
音楽:大友良英
出演:峯田和伸(銀杏BOYZ) 池松壮亮/土村芳 米村亮太朗 古澤裕介/片岡礼子 田口トモロヲ
菅原裕一(峯田和伸)は東京で一人暮らし。仕事もせず、ただただ怠惰な日々を送っていた。35歳になりながら、母親に無心し、その金を使って、デリヘルを呼ぶ親不孝極まりない生活だ。
ある日、幼なじみの亮太(光村亮太朗)から電話が入る。「おまえの母さん死んだぞ」。裕一が弟・隆司(池松壮亮)からの電話に出なかったせいで、母親の葬式も既に終わっていた。
東北の田舎の実家に帰った裕一を、なじる隆司。
父の浩二(田口トモロヲ)は、「おまえ、東京に行ってもだらだらしてるだけなんだろ。だったらしばらく母さんの傍にいてあげなさい」と諭す。
裕一、浩二、隆司、食卓を囲んでも、ろくな会話はなく、空しい居間にテレビの音が響くだけ…。仏壇では母親の違影が笑っている…
隆司は、母親の死の欠落感を埋めるため、恋人の里美(土村芳)と結婚することを決意する。そして二ヶ月…。突然、浩二が智子(片岡礼子)という女性を家に連れて来る。
浩二は、今日から、智子が二人の「母親」になることを告げる。
そして、男だけの一家に、静かなさざ波が立ち始める…

以下、ネタバレはないですが、内容に関する話は出てくるので、気になる方は見終わってから読んでくださいね。






上演時間の長さを感じない作品

舞台では当たり前ですが、前半75分、休憩15分、後半100分と、長め。
でも、知識ゼロでみても、長さを感じさせない作品です。

だからといって、決して派手ではないです。
どっちかっというとすごく地味。

だけど、後半からグッと引き込まれます。
冒頭はちょっとだらけてしまいますが、そこは我慢しましょう。


峯田和伸の生歌あり

銀杏BOYZファンの人は、峯田和伸目当てで観に行く人も多いでしょう。
何より僕もその一人です。

で、前半の最後に生歌があります。
弾き語りです。

舞台が終わってからも、同じ歌が流れますが、コチラはCD。
生歌は必聴です。


出演者の裸あり

峯田和伸さんの全裸、池松壮亮くんの上半身裸が出て来ます。

池松くん、腹筋割れまくりでいい体。

峯田さんは、腹筋とかじゃないんですけど、きれいな体です。


リアルすぎる作品の世界観

作品の世界観がすごくリアルです。
男なら「あるある!」と思うセリフが目白押し。

息子が父親や母親に接する態度ってあんな感じだったなーと。
なんだか、実家にいた頃の感じが甦ります。

ただ、主人公は息子なので、女の人はわからないところが多いかも。
男の人と一緒に行くと、観終わったあと、感想の違いが楽しめると思います。


リリー・フランキーさん、花出しすぎ!

これは作品と無関係ですが、リリーさんが出演者に花を贈っています。
まぁ、これはよくある話ですが、それが、出演者それぞれに贈っているんです。
そんなケース、初めて観ました。

大阪では、また違うかもしれませんが、東京で観る方はぜひチェックを!


そんなわけで、まだチケットが余っているのかわかりませんが、気になった方はぜひ観に行ってください。
これから観るという方は、お楽しみに!