年末年始、飲み会の前に読んでおきたい痛風の話。
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12月に入って忘年会シーズン到来。それと同時に新年会シーズンもやってきますね。そうなると気になるのが飲み過ぎです。付き合いという理由を作って飲んじゃうわけですよ。飲み過ぎって痛風になるっていいますよね。そこで今回は、知っておくと役に立つ痛風の基礎知識をご紹介します。
痛風ってどんな病気?
痛風は「ぜいたく病」と呼ばれるように飽食時代の生活習慣病の1つ。食事内容が欧米化し、動物性蛋白質の摂取量が増えたことやお酒を飲む量が増えたことが、痛風の増加理由と言われています。風に当たるだけでも痛いって言いますけど、あれは本当の話。
痛風は血液中に尿酸という物質が増えすぎることによって高尿酸血症という状態が生じることを言います。これが原因で、関節の痛みなどの発作を生じる場合を痛風発作とも言います。痛風発作の多くは、足の親指のつけ根に強い痛みが生じます。その他、足のくるぶし、手の関節・ひじ・ひざなどに、その名の通り、「風に当たっても痛い」というほどの激しい痛みや炎症をおこすものなんです。
ネズミに噛まれたような痛みという人もいるようですが、痛みが続くのは2〜3日程度。長い人の場合、1週間ぐらいで痛みはなくなることが多いようです。
日本での痛風の患者数は約60万人。予備軍は500万人とも言われています。働き盛りの男性に多く、女性ではまれに更年期に発症することがあります。割合は男性が90%。 最近は、20歳代の若い年齢層にも見られるようになりました。
痛風は「高尿酸血症」という状態が原因で起こるんですが、そもそも尿酸というのは、食物にも含まれるプリン体と呼ばれる物質が体内で代謝されてできる老廃物。毎日の食事の中で、プリン体を多く含む食品をとることによって尿酸がつくられるのですが、通常、尿酸は血液中に一定量で保たれています。余分な分は、尿や便などと一緒に排出されます。
ネズミに噛まれたような痛みという人もいるようですが、痛みが続くのは2〜3日程度。長い人の場合、1週間ぐらいで痛みはなくなることが多いようです。
痛風予備軍は500
日本での痛風の患者数は約60万人。予備軍は500万人とも言われています。働き盛りの男性に多く、女性ではまれに更年期に発症することがあります。割合は男性が90%。 最近は、20歳代の若い年齢層にも見られるようになりました。
痛みの原因は?
痛風は「高尿酸血症」という状態が原因で起こるんですが、そもそも尿酸というのは、食物にも含まれるプリン体と呼ばれる物質が体内で代謝されてできる老廃物。毎日の食事の中で、プリン体を多く含む食品をとることによって尿酸がつくられるのですが、通常、尿酸は血液中に一定量で保たれています。余分な分は、尿や便などと一緒に排出されます。
ところが、何らかの原因で尿酸ができすぎたり、排泄がうまくいかなくなると、血液中の尿酸が増加。尿酸の血中濃度が高い状態が続くと、血液の中に溶けきれなくなってしまい、関節などに結晶としてたまってしまうというわけです。この通常ないはずの結晶が、たまることで炎症を起こし、激烈な痛みが起こるというわけです。
実際には、結晶自体が痛みを直接、起こすのではなく、結晶を処理するために集まってきた白血球の出す刺激物が、激痛の原因です。ただし、高尿酸血症の人の中で、実際に痛風発作を起こす人はそれほど多くはありません。
痛風になる前に知っておくと予防法が見えてきそうですね!
痛風になる前に知っておくと予防法が見えてきそうですね!