はじめてのウユニ塩湖 第4夜

カテゴリ:
高山病は薬の力で克服しつつ、この日は、早朝から、飛行機に乗り、1時間かけて、ウユニ塩湖のある街「ウユニ」へ。

image


空港に着くと、日本人の多さに驚かされる。

そして、現地ガイド・ワシカの案内で、街の中をめぐり、いよいよ、念願だったウユニ塩湖へ!

ワシカが片言の日本語でいう。

「ウユニ、ウツッテル」

いわゆる、鏡のような反射を「ウツッテル」と表現しているわけです。

もちろん、このウツッテルを楽しみに、わざわざ、ボリビアまで、きたわけで、これを見ずには帰れない。

ダカールラリーのような、荒野をいくこと、1時間。ウユニ塩湖到着。
しかし、全くウツッテない。

ガックリと肩を落としていると。

ワシカ「ダイジョウブ。ウツッテルは、むこうにアル!」

新潟県ぐらいの大きさがあるウユニ塩湖。
ウツッテルのポイントは、入り口ではなく、もっと奥にあるようだ。

ワシカ「ゴーゴー!ウツッテル!」

頼りになる男 ワシカ!

しかし、ここからが大変だった。

入り口から、突き進むこと1時間。

ワシカ「ここから、ウツッテルがみえるハズ!」

というが、全く見えない。
その上、荒れ果てた道の長距離ドライブと高山病で体調最悪。

うつむきがちな自分に、ワシカはいう!

「ウツッテルは、もっとむこうだ!ドンウォーリー!」

もはや、ドンウォーリーなのは、ウツッテルが見えないことより、体調だぞ、ワシカ。

疲れきった日本人をのせた車は、そこからさらに、2時間。

ワシカは、ウツッテルがみえるまで帰る気がないようだ。

「もうホテルへ帰ろうよ」

この一言が、のどまでこみあげる。

しかし、運転席には、ウツッテルをみせると、息巻くボリビア人のワシカ。

2時間後。




ワシカが、笑顔でいう。

「ウツッテル!」

image



見事な反射だった。
ワシカの執念はすごいが、こっちの疲労感もすごい。

そして、ワシカがまさかの一言。

「もうひとつの、ウツッテルポイントへ、ゴー!」

さらに素晴らしいウツッテルをお見舞いしてくれる、、いや、見せてくるという。



1時間後。

ワシカ「ウツッテル!」


確かにウツッテル。

だけど、そんなに変わらないぞ、ワシカ!

どこまでも突き進むボリビアーノ、ワシカ。

そのあと、数時間かけて、ホテルへ戻ったが、ウツッテルを見れた感動よりも、たどり着くまでの疲労感が上回ったウユニ塩湖でした。


ワシカが去り際の一言。

「アシタは、10時にムカエニくるよ!」


ワシカのエネルギーは、無限大だ。

はじめてのウユニ塩湖 第3夜

カテゴリ:
標高4000m級のボリビア・ラパス。

ホテルは、日本人の方がオーナーの「一番」

部屋もキレイで、シャワーも温水。
日程の都合で、味わえなかったけど、朝食は、日本食が食べられるそうです。

で、そこのオーナーさんに言われたのが、「高所に対応するために数時間は部屋にいてね」

この、高所対応が、きつい。
頭がボーッとするし、軽い頭痛もある。
貧血のように、血の気がない感じで、暇さえあれば深呼吸。

1/1の朝についたので、午前中は、部屋で高山病予防についてリサーチ!

どうやらポイントは。
・深呼吸をする
・水を飲む
・心拍数をあげるような運動をしない

階段の登り降りも要注意。

そうこうしているうちに、午後に。
明らかに軽い高山病だけど、いくっきゃない!
知識をつめこみ、いざ、外界へ!

しかし!!!
いきなりの下り坂障害!

image


高山病予防の1つ「心拍数をあげてはいけない」が、脳裏に浮かぶ。

高山病の神様にお願いするかのように、超牛歩で、坂を下る。
おじいちゃん並のスピード。
そして、合間合間に、止まって深呼吸。

普通にいけば10分程で着くであろう距離を、30分以上かける。

そして、賑わっている通りへ。

すると、そこでは、高山病なんてどこ吹く風の地元民がわんさか。

しょ、、少年!
そんなに、陽気に歌うと心拍数あがるぞ!
image


な、、中の人!
かぶりものをしたら、酸欠で心拍数が、、
image


そ、、その他大勢の人!
めっちゃゲームに夢中だけど、息あがるって!
image


余計な心配をしていると、こっちの心拍数があがりそうだ!

地元民の心配をしてはいけないということも、高山病予防のポイントにいれておこう。

気がついたら、すでに4時間近く経過。
ボリビアの赤い大地に浮かぶ太陽も、沈みかかっている。

帰りも超牛歩なことを考えて、ホテルへ。

しかし、ここで最後の難関が!
最初の下り坂が、4時間の時を経て、心臓破りの坂に化けている。

image


これは、、、。
超超牛歩。

おじいちゃんのスピードを越えて、動いているのか判別できないほどのスピードに。

そんなことをしていると、帰り道で、同じホテルの日本人を発見。

立ち話をすると、ホテルに、高山病に、よく効く薬が売っているという!

その瞬間、牛歩しゅーりょー!
薬に頼る前提で、ホテルへ普通のスピードで戻り、即ゲット!

image


あすは、水鏡で有名なウユニ塩湖へ。
薬を手にした今、恐いものはなにもない、、はず。

はじめてのウユニ塩湖 第2夜

カテゴリ:
日本から、ロスアンゼルス(9時間)→マイアミ(6時間)、途中、トランジットもあり、なんだかんだで、27時間。

文字にすると、かんたんだけど、ちょーながい!

ありったけの暇潰しアイテムが必要ですね。

で、ラパスの空港はこんなかんじ。


入国審査は、でてすぐ!
image


image


image


空港の標高がすでに富士山頂より高い3700mぐらい。

おかげで、かるく頭がボーッとするのと、心拍数高め。

このページのトップヘ

見出し画像
×